2011/10/01

【20の基礎知識】ブログのリピーターが増えるデザインの作り方

このエントリーをはてなブックマークに追加
Webデザインの基礎中の基礎をまとめてみる

ブログのアクセスアップを図る上で、デザインというのはとても大切なポイントになります。
どんなに良質な記事を書いても、文字が読みにくかったり、見ているだけで目が疲れるようなブログにはリピーター(再訪問者)は付きません。

今回は、大切な訪問者を逃さないためにブロガーが意識しなくてはいけない「Webデザインの基本」を、カテゴリごとに列挙します。

レイアウトの基本

  • 全体の横幅は900~960px程度に設定し、中央に寄せる
  • 基本は2カラムで構成し、3カラムは使わない
  • コンテンツ:サイドバーの横幅の比率は2:1程度が理想
  • サイドバーは右側に配置
  • 各コンテンツ同士を密接させない(ホワイトスペースを有効に使う)
  • トップページを開いたとき、最新の記事のタイトルが目に入るようにする
Point
■横スクロールバーはユーザビリティを低下させる
■3カラム構成はユーザーにごちゃごちゃしたイメージを与えてしまう
■左にサイドバーがあると記事への注目度が下がる
■余白の無いデザインは暑苦しい
リピーターがすぐに最新の記事を読めるような配慮が必要



配色の基本

  • 自分のブログの内容に合った色を見つける
  • 暗い背景に明るい文字は避ける
  • ブログ全体の色相をある程度統一する
  • 原色は極力使わないように
Point
■ブログのジャンルと色を関連付けるのは大切(自然をテーマにしたブログの背景色が、灰色だったら嫌でしょ?)
■「黒背景に白文字」の読みにくさは異常
■色相をある程度揃えると、ブログ全体のデザインが引き締まる
■原色は安っぽいので、使うとしたらアクセント程度に留める

※ちなみにこのブログは「薄いベージュ」をテーマに作ってます



文字の基本

  • 記事の本文は左寄せに
  • 文字のサイズは14px以上が鉄則
  • 明朝体フォントは使わず、ゴシック体を使う
  • 見出しの上下にはホワイトスペースを
  • 色付き文字はほどほどに
  • リンクの色は青に統一
Point
■小さな文字は読む気が失せる
明朝体は嫌われる傾向にある
■見出しを他の文字と区別することで、記事全体の可読性が向上する
■過度に装飾された文字は安っぽい印象を与えてしまう
■リンクは一色に統一すると、クリック率が上がる



デザインを確認するときの基本

  • 主要なブラウザを全て使って確認する
  • トップページだけでなく、個別の記事まで目を通す
  • 配色に違和感がないかを調べるときは、ディスプレイから離れて見る
  • デザインを重視しすぎてページの表示速度が遅くなっていないかWebWaitなどのツールで確認する
Point
■IEでの確認を怠ると、とんでもないことになります
■画面に近づきすぎると、目の感覚が麻痺します
■表示速度の遅いページは直帰率を大幅に引き上げてしまうので注意



最後に

ここまで徹底してデザインを整えれば、とりあえず訪問者を捕まえるための「基盤」は完成したと思ってもいいんじゃないでしょうか。あとは「質の高い記事」をたくさん用意して、積極的にブログの宣伝していれば「30000PV / 月」くらいなら楽に超えられるはずです。

まぁ、質の高い記事を書くっていうのが一番難しいんですけどね…