ブログのアクセスアップを図る上で、デザインというのはとても大切なポイントになります。
どんなに良質な記事を書いても、文字が読みにくかったり、見ているだけで目が疲れるようなブログにはリピーター(再訪問者)は付きません。
今回は、大切な訪問者を逃さないためにブロガーが意識しなくてはいけない「Webデザインの基本」を、カテゴリごとに列挙します。
レイアウトの基本
- 全体の横幅は900~960px程度に設定し、中央に寄せる
- 基本は2カラムで構成し、3カラムは使わない
- コンテンツ:サイドバーの横幅の比率は2:1程度が理想
- サイドバーは右側に配置
- 各コンテンツ同士を密接させない(ホワイトスペースを有効に使う)
- トップページを開いたとき、最新の記事のタイトルが目に入るようにする
Point
■横スクロールバーはユーザビリティを低下させる
■3カラム構成はユーザーにごちゃごちゃしたイメージを与えてしまう
■左にサイドバーがあると記事への注目度が下がる
■余白の無いデザインは暑苦しい
■リピーターがすぐに最新の記事を読めるような配慮が必要
配色の基本
- 自分のブログの内容に合った色を見つける
- 暗い背景に明るい文字は避ける
- ブログ全体の色相をある程度統一する
- 原色は極力使わないように
Point
■ブログのジャンルと色を関連付けるのは大切(自然をテーマにしたブログの背景色が、灰色だったら嫌でしょ?)
■「黒背景に白文字」の読みにくさは異常
■色相をある程度揃えると、ブログ全体のデザインが引き締まる
■原色は安っぽいので、使うとしたらアクセント程度に留める
※ちなみにこのブログは「薄いベージュ」をテーマに作ってます
文字の基本
- 記事の本文は左寄せに
- 文字のサイズは14px以上が鉄則
- 明朝体フォントは使わず、ゴシック体を使う
- 見出しの上下にはホワイトスペースを
- 色付き文字はほどほどに
- リンクの色は青に統一
Point
■小さな文字は読む気が失せる
■明朝体は嫌われる傾向にある
■見出しを他の文字と区別することで、記事全体の可読性が向上する
■過度に装飾された文字は安っぽい印象を与えてしまう
■リンクは一色に統一すると、クリック率が上がる
デザインを確認するときの基本
- 主要なブラウザを全て使って確認する
- トップページだけでなく、個別の記事まで目を通す
- 配色に違和感がないかを調べるときは、ディスプレイから離れて見る
- デザインを重視しすぎてページの表示速度が遅くなっていないか、WebWaitなどのツールで確認する
Point
■IEでの確認を怠ると、とんでもないことになります
■画面に近づきすぎると、目の感覚が麻痺します
■表示速度の遅いページは直帰率を大幅に引き上げてしまうので注意
最後に
ここまで徹底してデザインを整えれば、とりあえず訪問者を捕まえるための「基盤」は完成したと思ってもいいんじゃないでしょうか。あとは「質の高い記事」をたくさん用意して、積極的にブログの宣伝していれば「30000PV / 月」くらいなら楽に超えられるはずです。まぁ、質の高い記事を書くっていうのが一番難しいんですけどね…